婚活で彼と話しが嚙み合わない理由~結婚カウンセラーが相性を考える

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こんにちは!婚活女子ラボです

結婚相談所での活動中、お見合い相手に対して「どうもこの人とは話しが合わないなあ…」と感じることはありませんか?
話しが合わない原因は、価値観の違いの他にもいくつか考えられます。
今日はその要因について掘り下げて考えていきましょう。
ちなみにお相手と上手く嚙み合わない原因が価値観の違いだと思う方はこちらをどうぞ


ご自分にピッタリ合う相手を見つけるコツを、ぜひ掴んでいって下さいね!

<彼と話しが合わない理由:目次>
内向的と外向的~感心や興味の方向性の違い~
IQとEQの違い~知識の幅と共感性~
共通項がない~感情に目を向ける~

① 内向的と外向的~感心や興味の方向性の違い~

人間、十人十色とはよく言ったもの。
パーソナリティには性格・個性・人柄・気質など様々な要素が複雑に絡み合う為、人によって物の見方はだいぶ変わってきます。
そこで心理学者のユングは人間の基本的態度を次のような2種類に分けています。

内向的=主観的な心の内容に関心を向けた時の態度
外向的=感心や興味が外界の事物や人に向けられた時に現れる態度

例えばある日2人で映画デートをしました。
映画を観終わった後、内向的な彼女は「あのシーンで主人公が約束を破って行ってしまったのは良くなかったよね…」と心に残った場面の感想を話すのに対し、外向的な彼は「主演俳優は前作の方が役に合っていた。あの監督はやはり恋愛物語を撮る方が上手いね」といったことを話します。
同じ映画を観ているのにも関わらず興味の対象が違うので、それぞれの感想はかなり異なるわけです。
このギャップを楽しめるようでしたら実りあるお付き合いとなりますが、違和感を感じてしまうと「なんだか話が合わないなあ…」となる訳です。
同じものを見ているのに視点が自分と全く違うのはどうしてだろう?という疑問を抱いたとき、人間の態度はこうした2方向に分かれるのだという知識が頭の片隅にあると、相手を尊重する余裕も生まれるくるかもしれません。

②IQとEQの違い~知識の幅と共感性~

IQ(Intelligence Quotient)は一般的にもよく知られている知能指数ですが、EQ(Emotional Intelligence Quotient)という言葉をご存知でしょうか?
EQとは「感情をうまく管理し、利用する能力」のことで、「こころの知能指数」とも言われています。
簡単にいうと、「共感する力」とも言えますね。
「話を聞く」という行為は、相手の発した言葉をそのまま耳で捉えるだけでなく、相手の話した内容を「理解する」という技術です。
理解する過程では当然IQも必要になってきます。
しかし理解するだけではなく、相手の気持ちを受け取り、自分はどう思ったかを伝える為に必要な能力がEQなのです。
あなたは自分のことばかり話してしまったり、自分の知りたいことばかりを一生懸命に聞いてしまってはいませんか?
「聞いてみた条件と合わなければ次の人を探せばいいや」と思っているのでしたら要注意です。
婚活においてそれではお相手を変えてひたすら同じことを繰り返すことになりかねません。
希望の条件を言うことも大事ですが、一方通行の要求だけではコミュニケーションは成り立たないのです。
会話とはスペックを計る秤ではなく、シーソーの様に2人でバランスをとって楽しむもの。
相手の話を聞いて理解し、共感(共鳴)する。
これができて初めて真のコミュニケーションと呼べます。
あなたはお相手に対して本当のコミュニケーションを取ろうとしているでしょうか?
もしあなたがお相手と上手くコミュニケーションが取れないな…と感じたときは、まずご自身の振る舞いを立ち返ってみましょう。

③共通点がない場合~感情に目を向ける~

婚活する女性からよく「彼と共通点がなくて話しが続かない…」といったお悩みを聞きますが、そんなに難しく考える必要はありません。
むしろ現代は娯楽も多様性に溢れ、お相手と同じ趣味を持っていることの方が珍しいかもしれません。
そこで大事なことはお相手の趣味を尊重し、聞く耳を持つこと。
誰でも自分の趣味を否定されると、それ以上に心が開かなくなるのは当たり前です。
例えその趣味の良さが分からなくても、「私はあなたの趣味を肯定し尊重していますよ」という態度を示すことが大切です。
また彼の趣味事体に関心を向けるというよりは、お相手の「その趣味が好き」という感情そのものに注目するといいかもしれません。
なぜその趣味が好きなのか、そのことに関わっている時にお相手はどう感じているのか。
ぜひあなたから積極的に、彼の得意分野のお話しを聞き出してみましょう。
例えば「このバンドが好きなんだ」という彼のひと言に対して「私はそこまで興味ないからいいや…」とスルーするのではなく、「どうして好きになったの?」と一歩踏み込んで聞いてみる。
すると「このバントを好きになったきっかけは学生時代にサッカーをやっていて、試合で応援歌として流れていたからなんだよね。この曲を聴くと今でも当時のキツかった練習を思い出すし、また頑張ろうと思えるんだよね」と予想以上に彼自身を知るきっかけを掴めるかもしれません。
共通点がなくても、お相手を尊重することさえできれば、彼らしさを惹き出すことはあなたの向き合い方次第なのです。
人は好きなことをしている時にその人らしさが発揮され、生き生きとしてきます。
お相手が得意分野を語る時、彼のパーソナリティが見えてくると思いませんか?
好きなものに触れている時の喜びを彼に表現してもらいましょう。
またあなた自身も自分の趣味について、どのように感じどのように心が動くのかをお相手にお伝えしてみてください。
“好き”という感情をシェアし、語り合うことでお互いの距離がきっと縮まるはずです。

~本日のまとめ~
相手を尊重し理解する知識を身に付けて、話しがかみ合わない原因を解決しよう!

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